マタイの福音書14章1~21節
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若井和生牧師:飯能キリスト聖園教会牧師 この記事は、サイト管理者(solomonyk)の責任において、毎聖日ごとの礼拝メッセージを書き起こし、師の許可を得て掲載しております。
1.そのころ、領主ヘロデはイエスのうわさを聞いて、
2.家来たちに言った。「あれはバプテスマのヨハネだ。彼が死人の中からよみがえったのだ。だから、奇 SFを行う力が彼のうちに働いているのだ。j
3.実は、以前このヘロデは、自分の兄弟ピリポの妻ヘロディアのことでヨハネを捕らえて縛り、牢に入れていた。
4.ヨハネが彼に、 「あなたが彼女を自分のものにすることは律法にかなっていない」と言い続けたからであった。
5.ヘロデはヨハネを殺したいと思ったが、民衆を恐れた。彼らがヨハネを預言者と認めていたからであった。
6.ところが、ヘロデの誕生祝いがあり、ヘロディアの娘が皆の前で踊りを踊ってヘロデを喜ばせた。
7.それで彼は娘に誓い、求める物は何でも与えると約束した。
8.すると、娘は母親にそそのかされて、 「今ここで、バプテスマのヨハネの百を盆に裁せて私に下さい」となった。
9.王は心を痛めたが、自分が誓ったことであり、列席の人たちの手前もあって、与えるように命じ、
10.人を遣わして、牢の中でヨハネの首をはねさせた。
11.その首は盆に載せて運ばれ、少女に与えられたので、少女はそれを母親のところに持って行った。
12.それから、ヨハネの弟子たちがやって来て遺体を引き取り、葬った。そして、イエスのところに行って報告した。
13.それを聞くと、イエスは舟でそこを去り、自分だけで寂しいところに行かれた。辞衆はそれを聞き、
町々から歩いてイエスの後を追った。
14イエスは舟から上がり、大勢の群衆をご覧になった。そして彼らを深くあわれんで、彼らの中の病人たちを憑やされた。
15.夕方になったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。 「ここは人里離れたところですし、時刻ももう遅くなっています。村に行って自分たちで食べ物を買うことができるように、群衆を解散させてください。」
16.しかし、イエスは言われた。「彼らが行く必要はありません。あなたがたがあの人たちに食べる物をあげなさい。」
17.第子たちは言った。 「ここには五つのパンと二匹の魚しかありません。」
18.するとイエスは「それを、ここに持って釆なさいJと言われた。
19.そして、群衆に草の上に座るように命じられた。それからイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて神をほめたたえ、バンを裂いて弟子たちにお与えになったので、弟子たちは群衆に配った。
20 .人々はみな、食べて満足した。そして余ったパン切れを集めると、十二のかごがいつばいになった。
21.食べた者は、女と子どもを除いて男五千人ほどであった。
2.家来たちに言った。「あれはバプテスマのヨハネだ。彼が死人の中からよみがえったのだ。だから、奇 SFを行う力が彼のうちに働いているのだ。j
3.実は、以前このヘロデは、自分の兄弟ピリポの妻ヘロディアのことでヨハネを捕らえて縛り、牢に入れていた。
4.ヨハネが彼に、 「あなたが彼女を自分のものにすることは律法にかなっていない」と言い続けたからであった。
5.ヘロデはヨハネを殺したいと思ったが、民衆を恐れた。彼らがヨハネを預言者と認めていたからであった。
6.ところが、ヘロデの誕生祝いがあり、ヘロディアの娘が皆の前で踊りを踊ってヘロデを喜ばせた。
7.それで彼は娘に誓い、求める物は何でも与えると約束した。
8.すると、娘は母親にそそのかされて、 「今ここで、バプテスマのヨハネの百を盆に裁せて私に下さい」となった。
9.王は心を痛めたが、自分が誓ったことであり、列席の人たちの手前もあって、与えるように命じ、
10.人を遣わして、牢の中でヨハネの首をはねさせた。
11.その首は盆に載せて運ばれ、少女に与えられたので、少女はそれを母親のところに持って行った。
12.それから、ヨハネの弟子たちがやって来て遺体を引き取り、葬った。そして、イエスのところに行って報告した。
13.それを聞くと、イエスは舟でそこを去り、自分だけで寂しいところに行かれた。辞衆はそれを聞き、
町々から歩いてイエスの後を追った。
14イエスは舟から上がり、大勢の群衆をご覧になった。そして彼らを深くあわれんで、彼らの中の病人たちを憑やされた。
15.夕方になったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。 「ここは人里離れたところですし、時刻ももう遅くなっています。村に行って自分たちで食べ物を買うことができるように、群衆を解散させてください。」
16.しかし、イエスは言われた。「彼らが行く必要はありません。あなたがたがあの人たちに食べる物をあげなさい。」
17.第子たちは言った。 「ここには五つのパンと二匹の魚しかありません。」
18.するとイエスは「それを、ここに持って釆なさいJと言われた。
19.そして、群衆に草の上に座るように命じられた。それからイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて神をほめたたえ、バンを裂いて弟子たちにお与えになったので、弟子たちは群衆に配った。
20 .人々はみな、食べて満足した。そして余ったパン切れを集めると、十二のかごがいつばいになった。
21.食べた者は、女と子どもを除いて男五千人ほどであった。
メッセージの抜粋
5つのパンと2匹の魚のお話の中で、弟子たちは「それは無理です。男だけでも5,000人もいるのにどうやって配ればいいのか戸惑ったに違いありません。
この記事の文脈の流れは 弟子たちに対する1つの訓練の時としているなと思いますね。 やっぱり私たちもそうだと思いますが、 色々 信仰 生活を続けていく時に、そういうことがあると思うんですね。もう無理だ、 自分の弱さとか、 あるいは自分の信仰の弱さとか 、あるいは 信仰のの乏しさ、 そういうものを突きつけられる時が必ずあるんだと思うんですね 。それで「もう私は無理です、 私は無理ですから 他の人にしてください」 と、つい 言いたくなるような瞬間っていうのは必ずあるんだと思うんですね 。でもその時に、 もしかしたら イエス様は「あなたがそれをしなさい」「 あなたが行ってそれを行いなさい」「 あなたがやりなさい」って問われることがあるんじゃないかなと思うんですね 。その時に戸惑って、苦しんでもいいです 。「もうダメです」と言って断ってしまったら、それでおしまいですけれどね 。その先には何もないですね。
でも み言葉に信頼して、わずかな物かもしれませんが、 そのものを本当に主ににおささげした時に、そこから神様の素晴らしい御技が引き出されていくということが、私たちの信仰生活の中にはきっとあるんじゃないかなと思うんですね。 そうしてそのようにして私たちが自分の力から解き放されて、 御言葉に信頼することの素晴らしさ、 そこにイエス様の素晴らしさを感じるんじゃないかと思います。 それは素晴らしい信仰を養いであろうと思います。
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