イエス・キリストをより良く知るために

マタイの福音書15章21~39節

 
この記事を書いている人 - WRITER -
若井 和生師
若井和生牧師:飯能キリスト聖園教会牧師 この記事は、サイト管理者(solomonyk)の責任において、毎聖日ごとの礼拝メッセージを書き起こし、師の許可を得て掲載しております。
21.イエスけそこを去ってツロとシドンの地方にゆかれた。
22.すると見よ。その地方のカナン人の女が出て来て、『主よ、ダビデの子よ。私をあわれんでください。娘が悪霊につかれて、ひどく苦しんでいます」と言って叫びつづけた。
23.しかし、イエスは彼女に何もお答えにならなかった。弟子たちはみもとに來て、イエスに願った.「あの女を去らせてください。後について来て叫んでいます.J
24イエスは答えられた。「わたしは、イスラエルの家の失われた羊たち以外のところには、遣わされていません.J
25しかし彼女は来て、イエスの前にひれ伏して言った。主よ、私をお助ください。」
26すると、イエスは答えられた。 「子どもたちのバンを取り上げて、小犬に投げてやるのは良くないことです。」
27しかし、彼女は言った。「主よ、そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただきます。」
2Sそのとき、イエスは彼女に答えられた。「女の方、あなたの信仰け立派です。あなたの願うとおりになるように。」彼女の娘は、すぐに癒された。
29それから、イエスは、そこを去ってガリラヤ湖のほとりに行かれた。そして山に登り、ぞこに座っておられた。
30すると大勢の群衆が、足の不自由な人たち、目の見えない人たち、手足の曲がった人たち、口のきけない人たち、そのほか多くの人をみもとに連れて来て、イエスの足もとに置いたので、イエスは彼らを癒された。
31群衆は、口のきけない入たちがものもの言い、手足の曲がった人たらが治り、足の不自由な人たちが歩さ、目の見えない人たちが見えるようになるのを見て驚いた。そしてイスラエルの神をあかめた。
32イエスは弟子たちを呼んで言われた。「かわいそうに、この群衆はすでに三日間わたしとともにいて、食べる物を持っていないのです。空腹のまま帰らせたはありません。途中で動けなくなるといけないから。」
33第子たちは言った。「この人里離れたところで、こんなに大勢の人に十分食べさせるほどたくさんのパンを、どこで手に入れることができるでしょう.J
34すると、イエスは彼らに言われた。 「パンはいくつありますか
。」彼らは言った 。「七っです。それに、小さい魚が少しあります。」
35そこで、イエスは群衆に地面に座るように命じられた。
36そして七つのパンと魚を取り、感謝の祈りをささげてからそれを裂き、弟子たちにお与えになったので、弟子たらは群衆に配った。
37人々はみな、食べて満腹した。そして余ったバン切れを集めると、七つのかごがいつばいになった。
38食べた者は、女と子どもを除いて、男四千人であった。
39それから、イエスは群果を解散さゼて舟に東り、マガダン地方に行かれた。

マタイの福音書15章21~39までの要約
マタイの福音書15章21~39節では、イエスの活動と教えが描かれています。以下はその概要です。

①カナンの女の信仰 (21-28節)
イエスがツロとシドンの地方に行かれたとき、カナンの女がイエスに近づき、娘の悪霊を追い出してほしいと懇願します。最初、イエスは彼女を無視しますが、彼女の信仰の強さを見て、娘を癒します。

②多くの病人を癒す (29-31節)
イエスはガリラヤ湖のほとりに戻り、多くの病人を癒します。群衆はイエスの奇跡を見て驚き、神を賛美します。

③四千人の給食 (32-39節)
イエスは群衆が三日間も食べ物なしで自分についてきたことを憐れみ、弟子たちに食べ物を与えるように指示します。弟子たちは七つのパンと少しの魚を持っていましたが、イエスはそれを祝福し、群衆に分け与えます。四千人以上が満腹し、残ったパンくずが七つの籠に集められました。

この章は、イエスの慈悲深さと奇跡を通じて、信仰の重要性と神の力を強調しています。

この記事を書いている人 - WRITER -
若井 和生師
若井和生牧師:飯能キリスト聖園教会牧師 この記事は、サイト管理者(solomonyk)の責任において、毎聖日ごとの礼拝メッセージを書き起こし、師の許可を得て掲載しております。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 聖書の言葉の余韻に浸る , 2024 All Rights Reserved.

You cannot copy content of this page