「ナッシュビル宣言」と反対意見
米国を中心とする福音派の指導者らが2017年８月末、ジェンダーと性的指向の問題に関して、保守的な神学的立場を支持する「ナッシュビル宣言」を発表した。宣言は１４の条項からなり、同意または否定する価値観を宣言している。「聖書的男性像・女性像協議会」（ＣＢＭＷ）がまとめたもので、米国を中心とする著名な福音派の指導者らが初期署名者として名を連ねている。
この宣言をめぐっては、米国のキリスト教界でさまざまな反響を呼んでいる。健全で正統な見解であると宣言を歓迎する声がある一方、有害な偏見を強めるとして非難する声もある。
1.そこでまず、ナッシュビル宣言を見てみよう。
まず、読むのが大変という方は下の音声から・・（ナッシュビル宣言全文読み上げ）↓
2.反対の立場からの意見
日本バプテスト連盟の見解↓
読むのが大変という方は下の音声から・・・↓
3.関連聖書箇所
創世記1章27と28節
神は人をご自身の形として想像された神の形として人を想像し男と女に彼らを想像された神は彼らを祝福された神は彼らに仰せられた生めよ､ふえよ 地に満ちよ｡地を従えよ 海の魚 空の鳥地の上を這う すべての生き物を支配せよ
創世記2章24節。
「 それゆえ 男は父と母を離れ その妻と結ばれ 2人は一体となるのである」
マルコの福音書 10章 6から9節。
しかし創造の初めから、 神が彼らを男と女に作られました。「 それゆえ 男は父と母を離れ、 その妻と結ば れ 2人は一体となる」のです。 ですから 彼はもはや 二人ではなく一体なのです こういうわけで神が結び合わせたものを人は引き離してはなりません』
詩篇の139章13節から16節 （ダビデが「自分は神の作品だ」と告白）
「あなたこそ私の内臓を作り 母の胎の内で 私を組み立てられた方です。 私は感謝します。 あなたは私にくすしいことをなさって恐ろしいほどです。 私の魂はそれをよく知っています。 私が隠れたところで作られ、 地の深いところで織り上げられた時、 私の骨組みは あなたに隠れてはいませんでした。 あなたの目は 胎児の私を見られ、 あなたの書物に全てが記されました。 私のために作られた日々が、 しかもその1日もないうちに。」
レビ記18章22 から25節
「 あなたは女と寝るように 男と寝てはならない。 それは 忌み嫌うべきことである。 動物と寝て、 動物によって身を汚してはならない。 女も、 動物の前に立って、 これと交わってはならない。 それは道ならぬことである。 あなた方は これらの何物によっても 身を汚してはならない。 私があなた方の前から追い出そうとしている 異邦の民は、 これら全てのことによって汚れていて、 その地も汚れている。 それで、私はその地をその咎のゆえに罰し、その地はそこに住む者を吐き出す。」
レビ記の20章13節
「男がもし女と寝るように 男と寝たなら、 2人は 忌み嫌うべきことをしたのである。 彼らは必ず殺されなければならない。 その血の責任は彼らにある。」
申命記22章5節
「女は男の衣装を身につけてはならない。 また男は女の衣装を着てはならない。 このようなことをするものは皆、あなたの神、主が忌み嫌われる。｣
ローマ人への手紙1章21節から27節。
彼らは神を知っていながら神を神として崇めず､ 感謝もせず、かえってその思いは虚しくなり、その鈍い心は暗くなったのです。 彼らは自分たちは知者であると主張しながら愚かになり､朽ちない神の栄光を､ 朽ちる人間や、 鳥、獣、這うものに似たかたちと替えてしまいました。 そこで神は彼らをその心の欲望のままに汚れに引き渡されました。 そのため 彼らは互いに自分たちの体を辱めています。 彼らは神の真理を偽りと取り替え、 造り主の代わりに造られたものを拝み、 これに仕えました。 造り主こそ とこしえに 褒め称えられる方です。 アーメン。
こういうわけで神は彼らを恥ずべき情欲に引き渡されました。 すなわち、 彼らの家の女たちは自然な関係を 自然に反するものに替え、 同じように男たちも、 女との自然な関係を捨てて、 男同士で情欲に燃えました。 男が男と恥ずべき ことを行い、 その誤りに対する 当然の報いをその身に受けています。
第一コリントの6章9節から11節
「 あなた方は知らないのですか。。 正しくないものは神の国を相続できません。 思い違いをしてはいけません 淫らな行いをするもの、 偶像を拝むもの、 姦淫をする者、 男娼となる者、男色をする者、 盗む者 、貪欲な者、 酒に溺れる者 、そしる者、 奪い取る者は皆、 神の国を相続することができません。 あなた方の家のある人たちは、 以前はそのようなものでした。 しかし、 主イエスキリストの御名と私たちの神の 御霊によって、 あなた方は洗われ、 聖なるものとされ、義と認められたのです。
Comment
今回のテーマと少しずれていますが、このブログについて疑問点があります。
・マタイの１，２章での学びに、なぜ外国人の少年の祈り（？）を使うのですか。日本人の祈りの写真ではダメですか。いつまでも外国崇拝、外国人崇拝を続けるつもりですか。意味のない外国崇拝、外国人崇拝はもうやめましょう。日本人の適切な写真がいっぱいあるのではないですか。関連記事の挿絵や写真もしかり、これだからいつまでもキリスト教は外国人のキリスト教と誤解を受けると思います。