イエス・キリストをより良く知るために

マタイの福音書10章24~42節

 
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若井 和生師
若井和生牧師:飯能キリスト聖園教会牧師 この記事は、サイト管理者(solomonyk)の責任において、毎聖日ごとの礼拝メッセージを書き起こし、師の許可を得て掲載しております。
24.弟子は師以上の者ではなく、しもべも主人以上の者ではありません。 25.弟子は師のように、しもべは主人のようになれば十分です。家の主人がベルゼブルと呼ばれるくらいなら、ましてその家の者たちは、どれほどひどい呼び方をされるでしょうか、。 26.ですから彼らを恐れてはいけません。おおわれているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずにすむものはないからです。 27.わたしが暗闇であなたがたに言うことを、明るみで言いなさい。あなたがたが耳もとで間いたことを、屋上で言い広めなさい。 28.からだを殺しても、たましいを殺せない者たちを恐れてはいけません。むしろ、たましいもからだもゲヘナで滅ぽすことができる方を恐れなさい。 29.二羽の雀はーアサリオンで売られているではありませんか。そんな雀の一羽でさえ、あなたがたの父の許しなしに地に落ちることはありません。 30.あなたがたの髮の毛さえも、すべて数えられています。 31.ですから恐れてはいけません。あなたがたは多くの雀よりも価値があるのです。 32.ですから、だれでも人々の前でわたしを認めるなら、わたしも、天におられるわたしの父の前でその人を認めます。 33.しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、わたしも、天におられるわたしの父の前で、その入を知らないと言います。 34.わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはいけません。わたしは、平和ではなく剣をもたらすために来ました。 35.わたしは、人をその父に、娘をその母に、嫁をその姑に逆らわせるために来たのです。 36.そのようにして家の者たちがその人の敵となるのです。 37.わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。わたしよりも息子や娘を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。 38.自分の十字架を負ってわたしに従って来ない者は、わたしにふさわしい者ではありません。 39.自分のいのちを得る者はそれを失い、わたしのために自分のいのちを失う者は、それを得るのです。 40.あなたがたを受け入れる人は、わたしを受け入れるのです。また、わたしを受け入れる人は、わたしを遣わされた方を受け入れるのです。 41. 預言者を預言者だからということで受け入れる人は、預言者の受ける報いを受けます。また、義人を義人だからということで受け入れる人は、義人の受ける報いを受けます。 42.まことに、あなたがたに言います。わたしの弟子だからということで、この小さい者たちの一人に一杯の冷たい水でも飲ませる人は、決して報いを失うことがありません。」
マトメ
マタイの福音書10章24~42節では、イエスが弟子たちに対して教えと指示を与えています。以下はその要約です:

1.弟子と師の関係(24-25節):
弟子は師にまさるものではなく、僕は主人にまさるものではない。弟子が師のようになり、僕が主人のようになれば、それで十分である。
2.恐れるべき者(26-31節):
人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはない。体を殺しても魂を殺すことのできない者を恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。
3.イエスの仲間であると言い表す(32-33節):
人々の前で自分をイエスの仲間であると言い表す者は、イエスも天の父の前でその人を仲間であると言い表す。しかし、人々の前でイエスを知らないと言う者は、イエスも天の父の前でその人を知らないと言う。
4.平和ではなく剣をもたらす(34-39節):
イエスは地上に平和をもたらすためではなく、剣をもたらすために来た。家族の間にも対立が生じる。イエスよりも家族を愛する者はイエスにふさわしくない。自分の命を得ようとする者はそれを失い、イエスのために命を失う者はそれを得る。
5.受け入れる人の報い(40-42節):
イエスの弟子を受け入れる人はイエスを受け入れ、イエスを受け入れる人はイエスを遣わされた方を受け入れる。預言者や正しい者を受け入れる人は、その報いを受ける。弟子に冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、その報いを受ける。
この章は、弟子たちに対するイエスの教えと、彼らが直面するであろう困難についての警告が含まれています

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若井 和生師
若井和生牧師:飯能キリスト聖園教会牧師 この記事は、サイト管理者(solomonyk)の責任において、毎聖日ごとの礼拝メッセージを書き起こし、師の許可を得て掲載しております。

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